

そんな人のための記事です。
多くの人は、”会計スキル”は専門部署だけが必要だと思っていませんか?
それは大きな間違いです。
結論、「会計」は全サラリーマン必須のスキルです。
サラリーマンは2種類に分けることができます。
”指示する側”と”指示される側”です。
人に指図される人生で終えたくないなら、会計スキルを武器にすることをおすすめします。
『実学 経営と会計』では、会計を通じて稲盛さんの経営者像を学べる、何とも贅沢な一冊となっております。
是非一度ご覧ください。
『実学 経営と会計』の概要
著者紹介
本書の著者は稲盛和夫さんです。
ご紹介不要の超有名人ですね。
[st-midasibox title=”プロフィール” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- 1932年、鹿児島市生まれ
- 1955年、鹿児島大学工学部卒業後、硝子メーカーへ就職
- 1959年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立
- 1984年、京セラ資金を投入し第二電電(現KDDI)を設立
- 2010年、日本航空会長を無報酬で就任し、3年で再上場させる
[/st-midasibox]
京セラ創業者として有名ではある一方、
多数の著書を通じて経営哲学や自己啓発の啓蒙活動を精力的に実施されています。
そのため、影響を受けた実業家やファンも多数います。

読んでわかること
そもそも、日本で会計は軽視されています。
経営者や経営幹部でさえも「会計は後追いの仕事」と考えている人はたくさんいます。
逆に言うと、会計を武器にできれば圧倒的に差別化できるといえます。
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- 会社で経営の中枢を担いたい
- 起業家として活躍したい
[/st-mybox]
そのためには、「会計」が必要不可欠なスキルです。
[st-mybox title=”本書でわかること” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 経営のための会計とは何か?
- 実践的基本原則7選
- 稲盛さんの深みのある言葉
[/st-mybox]
本書を読むと、「会計を身につけよう」というマインドに必ずなります。
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会計ができない=正当な判断ができない
⇩
正当な判断ができない=支持される側の人間
⇩
支持される側の人間=自分でキャリアを形成できない
[/st-mybox]
会計がわからないサラリーマンは、自分でキャリア形成ができません。

会計が必須だと感じさせた言葉

なぜ会計は必須なのでしょうか?
稲盛さんの言葉で最も響いたものを紹介します。
会計は「現代経営の中枢」。
真剣に経営に取り組もうとするなら、経営に関する数字は、すべていかなる操作も加えられない経営の実態をあらわす唯一の真実を示すものでなければならない。
稲盛さんは27歳で創業した際、
「企業を長期的に発展させるためには、企業活動の実態を把握しなければいけない」
と感じたそうです。
「人間として正しいと思うことを追求していく」
そのために、会計は必要不可欠だったのです。
技術畑出身の稲盛さんが、会計を学び自らの「会計原則」を確立させました。
「会計がわからんで経営ができるか」という想いの詰まった一冊です。
会計を身につけることで、人として正しい判断ができます。
それは、経営者でなく全サラリーマンの不可欠なスキルではないでしょうか。
基本原則

本書では基本の7原則について解説されています。
どれも非常に重要ですが、その中でも特に大事な3原則について簡単に解説したいと思います。
基本原則① キャッシュベースで経営する
「土俵の真ん中で相撲をとる!」
本書ではこの言葉が何度も出てきます。
一体どういう意味なのでしょうか?
どんな技でも思い切ってかけられる土俵の真ん中で、土俵際に追い込まれ追い込まれたような緊張感を持って勝負をかけるべきだ、ということがある。企業財務に関していえば、「つねにお金のことを心配しなくても、安心して仕事ができるようにすべきだ」。
財務諸表の上ではいくら利益があっても、現金がなければ支払いは滞ります。
東京商工リサーチによると、倒産企業うち半分は黒字決算です。
「儲かったお金がどこにあるのか」を経営者は常に意識しなければなりません。
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『安心して使える』+『企業を発展させる』=キャッシュのみ
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基本原則② 一対一対応を貫く

会社で長く勤めていると、決算前最後の押し込みや経費処理の持越など経験はありませんか?
これは稲盛さん率いる京セラでは通用しません。
「経営活動は必ずモノとお金は動く」
そのため、
モノまたはお金と伝票が、必ず一対一の対応を保たなければならない。
たとえ、得意先などに協力を頼まれたとしても一対一は順守です。
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顧客を満足させることと経理処理を正確に行うことは全く別であり、両方とも徹底しなければならない。
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基本原則③ 採算の向上を支える
企業会計の最大の使命は、自社の採算向上を支えることです。
社会の経済的発展をもたらすものは、人間が仕事などを通して創造する新しい経済的価値である。この発展の源となる「価値」をより多く生み出すには、できるだけ少ない経費でできるだけ大きな経済的価値を創出する必要がある。
- 売上はあらゆる知恵を使って増やす
- 経費はつねに徹底して切り詰める
企業経営にとって、価値を生み出すにはこれしかありません。
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「売上は最大に、経費は最小に」
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簿記を身につけよう
判断する側の人材になるため、会計が必要なスキルだと分かりました。
そこで、僕たちサラリーマンは何をすれば(To Do)良いのでしょうか?
結論、簿記の勉強を始めましょう。


このような意見について回答します。
簿記一択です。
[st-mybox title=”ぱとかわいプロフィール” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 地方銀行で6年勤務(現在ビール会社)
- 2016年、FP2級取得
- 2018年、ビジネス会計2級取得
- 2021年、簿記2級取得
- 現在、簿記1級勉強中
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当初、僕も簿記にあまり良い印象持っていませんでした。
簿記って帳簿の仕分けするだけでしょ。
財務分析とかかっこいいスキルが欲しいよ!!

そんな昔の自分にドロップキックしたいです。
簿記こそ会計の基本。
汎用性もあり、どの業界・会社・職種でも通用するスキルです。
ビジネス会計も簿記の知識なしだと使い道なし。
心から取得をオススメします!
ただ、簿記は非常にクセの強い科目です。独学はおすすめしません。
そこで、リーズナブル且つ勉強効率の良い『クレアール』での学習をおすすめします。
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※資料請求すると、無料で講義のサンプルDVDがもらえます。実際に使うかどうかは、自分の目で見て決めることができますよ。
僕も2・3級クレアールで合格し、現在1級もクレアールで受講中です。(1級のテキストが多すぎる…)

時間は有限、効率よく学び合格を目指しましょう。
『実学 経営と会計』まとめ

ここまでお伝えしてきたように、会計スキルを武器にすることで”指示されるだけ”の人生から卒業できます。
内容についてまとめます。
[st-mybox title=”『実学 経営と会計』のまとめ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- キャリア形成には会計がオススメ
会計ができない=判断できない
- 会計は全サラリーマン必須スキル
人として正しいと思うことを追求する - 会計基本原則
①キャッシュベースで経営する
②一対一対応を貫く
③採算の向上を支える
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多くのサラリーマンは軽視していますが、会計は全ての仕事と切ってもきれない関係です。
武器にすれば、あなたの仕事に見え方が変わります。
稲盛さんの想いのこもった一冊です。必読ください。
会計に必要となるのが”簿記”です。
簿記の学習には「クレアール」をオススメします。
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僕も簿記1級を取得して、人生変えようと本気で思っています。
是非一緒に頑張りましょう!
それでは