書評

【書評「メモの魔力」】メモで人生は変わる!?抽象化と言語化が全て

大ベストセラー「メモの魔力」

この本を一言でいうと、
メモで人生は変わる」です

マジでビビります!!
メモに対する概念が180度変わります(断言します)

メモとるのが苦手だった僕が、
毎日メモするようになりました

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]こんな人におすすめ[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-up” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

  • メモする機会の多いビジネスパーソン
  • アイデアがなかなか浮かばない
  • うまく言いたいことを言葉にできない
  • 自分のやりたいことがわからない

[/st-cmemo]

 

著者前田裕二さんってどんな人?

著者の前田裕二さんに簡単に触れておきます

まぁとんでもない人です…

 

プロフィール

  • SHOWROOM株式会社代表取締役社長。
  • 1987年東京生まれ。
  • 2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。
  • 13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。
  • 15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。

僕同い歳です(自分が嫌になりますw)

石原さ●みさんとお付き合いされていたとかいないとか

などなど、絵に描いたようなすげー人ですが、
8歳で両親と死別しており、僕では想像もできないご苦労もされていることでしょう

そんな彼を成功に導いたのが、「メモ」であったと本書では触れられています

 

脱線しますが、
前田さんの希望の計算式『視座×視点』という言葉グッときました
興味のある方はぜひ動画ご覧ください

 

「メモの魔力」を要約

さて、「メモの魔力」ですが、
本書は<前半>と<後半>の2部構成になっています

[st-midasibox title=”構成” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]

  • 前半:メモは知的生産のツール
  • 後半:徹底した自己分析

[/st-midasibox]

1冊通じてメモについてかと思いきや、
後半は徹底した自己分析にテーマが変わります

ただ、本書は後半の自己分析こそ肝です!!

 

「メモの魔力」は、

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 単なるノウハウ本でない
  • メモを通じて徹底的に自分と向き合う
  • メモで夢を現実にする

[/st-mybox]

 

本書のようにメモをとるにはかなりの訓練が必要ですが、
本気でやれば「メモで人生は変わる」と思います

 

メモの目的

まずメモの概念を変えましょう

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

メモは、
「記録のため」ではなく知的生産のため

[/st-mybox]

メモを取り、無意識で通り過ぎることに目を向けて、
言語化」することでアイデアが生まれる

  • 思考力
  • 発想力
  • 創造力

を生み出す知的生産のツールだと本書では語られています

 

メモの方法

さて、気になるメモの取り方をご紹介します

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

①『事実』→②『抽象化』→③『転用

[/st-mybox]

実際に僕も書いてみました

[st-step step_no=”1″]左ページに「事実」をかく

客観的事実を書きます
要領は普段のメモと同じです[/st-step]

[st-step step_no=”2″]右ページ左側に「抽象化」した要素をかく[/st-step]

ステップ1の具体的な事実を、抽象化します
知的生産メモの最重要,且つ最も難しく最もクリエイティブな箇所

[st-step step_no=”3″]右ページ右側に「転用」させる[/st-step]

抽象化して得た気づきを、別の何かに適用させます
実際のアクションであり、日々行い続けると人生が変わります

 

3ステップを日々行うことで、知的生産のメモとなります

 

「メモの魔力」から学ぶポイント

僕が思う「メモの魔力」の
最重要ポイントが2つあります

[st-mybox title=”学ぶポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 抽象化
  • 言語化

[/st-mybox]

2点について解説していきます

 

抽象化

本書に度々出てくるワードで、
最重要テーマが「抽象化」です

前田さんは、抽象化が「メモの根幹」「人間最強の武器」だと仰っています

 

抽象化とは

  • 対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他を捨てる方法
  • 具体的事象の本質を考えること

簡単に言うと、
具体をシンプルな言葉にまとめる」ことが抽象化であります

「映画のストーリーを簡潔にまとめる」
「スポーツのルールをシンプルに伝える」
などが抽象化といえます

 

抽象化はなぜ大事か?

先ほど触れた通り、本書後半は自己分析パートになります

前田さんは、
メモと自己分析の関係性をこのように語っています

自分とは何か?自分が望んでいるものは何か?それを明らかにするときにメモは本当に役立ちます。

皆さんも就職活動や転職活動で、
「自己分析」をしたことはあるかと思います

ただ、前田さんの自己分析は尋常じゃありません
なんと「自己分析ノート」は30冊にものぼります

本書でも巻末に「自己分析1000問」と、
超体育会系(死語)の答えるだけでノート10冊程度いく付録がついていますw

 

そこで必要となるのが「抽象化」です
メモで自分をするためには「抽象化」が必要です

自己分析においても欠かさず「具体化」と「抽象化」をセットで行うことが鍵です。特に質問に対する自分の回答を、つまり自分の意識を俯瞰し、抽象化することは重要です。

ただやみくもに問いかけるのではなく、

  1. 自分の意識に目を向け(具体化)
  2. whyで深掘りしていく(抽象化)

改めて僕も自己分析を実施してみたところ、
抽象化による深掘りで、本当の自分を知ることができました

 

言語化

『抽象化』によって、「自分は何をやりたいのか」を知ることができました

そして、
自分の夢を現実するのに必要なのが「言語化」です

何か素晴らしいアイデア、ワクワクすることを思いつても、
言語化しない限り相手には伝わらない

逆に言語化することで、
あなたの夢に共感した仲間ができます

メモは、言葉にしなくてはならない状況を作り、
逃げずに言語化することに意味があります

 

 

言語化する方法

言語化されていない
自分の深層意識に目を向けてみましょう

 

例をあげると、
セミナーを終え「いやぁ勉強になったな〜」

この状態は、
「人に伝えることもできない」
「自己成長にもならない」
「ただ忘れされていく」
まだまだ浅い自意識です

ここで一歩立ち止まり、
「なぜ勉強になったと感じたんだろう?」と、
自分の意識を抽象化させ、得たことを書き出す
これこそが『言語化です

 

 

メモを続けるコツ

「メモの魔力」は素晴らしい本ではありますが、
読んですぐに完璧に実践はなかなか難しい

それでも知的生産のためのメモを続けるコツを、
前田さんは以下の点をあげています

[st-mybox title=”メモを続けるコツ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • テンション上がるメモ帳を書く
  • ひたすらメモをとる

[/st-mybox]

ちなみに前田さんは
モレスキンのメモ帳を愛用されているらしいです

決してルールに縛られず、
まずはひたすらメモをとり続ける

これがメモを習慣にして、
偶然を必然に変える王道かと思います

 

まとめ

今回は「メモの魔力」をご紹介させていただきました

[st-midasibox title=”まとめ” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • メモの目的:知的生産のため
  • メモの方法:事実」→「抽象化」→「転用
  • 学びのポイント:抽象化」と「言語化
    • 「抽象化」で自分のやりたいことを知り
    • 「言語化」で夢を実現させる
  • メモを続けるコツ:「テンションあがる筆記用具」と「ひたすらメモする」

[/st-midasibox]


僕も前田式メモで知的生産を行っていきます
共に頑張りましょう

 

それでは