書評

【書評】積極的にやってみよう!「ゼロ秒思考」が侮れない理由

困り顔サラリーマン
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考えてはいるけど空回りしちゃう
考え事サラリーマン
考え事サラリーマン
頭の中がごちゃごちゃしている

 

そんな悩みは抱えていませんか?

 

即断即決できる人って憧れますよね

自分もそんなビジネスパーソンになりたくないですか?

 

解決策が一つあります

考えずに書き出す」ただそれだけです

 

紙とペンを準備して、

  • 思いついたこと
  • 感じたこと
  • 悩んでいること

ただひたすら書き出していく

 

この「ゼロ秒思考」をトレーニングするだけで、あなたは瞬時に考えるクセが身に付きます

 

シンプルですが効果抜群!!

「ゼロ秒思考」を一緒に実践しましょう

 

 

「ゼロ秒思考」のご紹介


 

著者の紹介

この本の著者は赤羽雄二さん(@YujiAkaba

経歴

  • 東京大学工学部卒業
  • 小松製作所へ入社、設計・開発に携わる
  • スタンフォード大学へ留学し、機械工学修士上級課程終了
  • マッキンゼーへ入社、ソウルオフィス立ち上げ
  • 現在はブレークスルーパートナーズを共同創業

華々しいキャリアを歩まれた方ですね

その赤羽さんの思考を作り上げたのが「ゼロ秒思考」

頭がよくなるための思考トレーニングです

 

本の概要

ゼロ秒思考とは、

思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。

ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。

とあるように、瞬時に考える力を指しています

 

[st-midasibox-intitle title=”ゼロ秒思考を読んで分かること” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • 言葉にすることの重要性
  • 人はゼロ秒で考えられる
  • 「ゼロ秒思考」のトレーニング方法

[/st-midasibox-intitle]

 

「ゼロ秒思考」の方法は後ほど説明します

 

「ゼロ秒思考」実践するとどうなる?

「ゼロ秒思考」実践するとどうなる?
考え事サラリーマン
考え事サラリーマン
瞬時に考えるよりも、じっくり考えたほうが良くないの?
  • 大事な会議は丸一日かかる
  • 重要なプロジェクトなので時間をかけたい
  • 企画のアイデアをじっくり考えよう

と時間をかければ良い考えが浮かぶと思っていませんか?

 

本書では、

考える時間の長さとアウトプットの量・質は比例しない

と断言しています

 

できる人、優秀な人は即断即決です

特に経営者に多い

 

経営者が即断即決できる理由

  • 普段からその問題について考えている
  • 必要な情報収集を怠らない
  • 常に感度が高く、アンテナが立っている
  • 専門家とのネットワークも持っている
  • 信頼できる相談相手が何人もいる
  • 最善のシナリオ、最悪のシナリオを常に考えている
  • どこを押すとどうなるか、競合の頭も全部入っている

 

どんなことでも「これはこうかな?」と仮説を持つことが大切だね

 

ゼロ秒思考のメリット

 

[st-midasibox-intitle title=”0秒思考を実践することで得られるメリット” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • ストレスフリーになる
  • コミュニケーション力アップ
  • リーダーシップを発揮できる
  • アイデアマンになれる

[/st-midasibox-intitle]

 

ストレスフリーになる

  • ふと思ったこと
  • ムカついたこと
  • 悩んでいること

ゼロ秒思考では、思いついたらとりあえず書き出します

文法も表現も順番も関係なしです

 

「感情を言葉にする」

人目を気にせず、自分に素直になって紙に書き出す

ただそれだけで、書く前よりも解放された気持ちになります

迷っている時も「何に迷っているのか?」を書き出すことで、決断の手助けになります

 

コミュニケーション力アップ

ゼロ秒思考をトレーニングすることで、人とのコミュニケーションが良好になります

理由は、言葉を自由に的確に使うことができるからです

言葉を正しく使うことで、

  • 何を言っているのかわかりやすい
  • 誤解されない
  • 説明がすっと頭に入ってくる

というメリットがあります

また、自分に迷いがなくなるので、仕事もうまくいきます

周りに説明のわかりやすい方がいれば、その人の言葉を注意深く聞いてみてください!

 

アイデアが生まれる

  • アイデアを出そうとするけど何も思いつかない
  • 「あれもこれも」となってまとまらない

そんな経験はないでしょうか?

ゼロ秒思考を鍛えるとアイデア創出の場面でも役立ちます

 

思いついたアイデアを片っ端から書き出し、

その書き出した内容をテーマにして、さらに深掘りして書き出す

これを繰り返すことで、自分の中に眠っているアイデアを引っ張り出します

 

その後、紙を眺めながら組み合わせるとアイデアの骨格が出来上がっています

ぜひ一度実践してみてください

ずっと腕組みして悩んでいた時間は馬鹿みたいにアイデアが発生します

 

 

「ゼロ秒思考」の方法

「ゼロ秒思考」の方法

さて、ゼロ秒思考の方法を解説していきます

[st-midasibox title=”準備するもの” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • A4サイズのメモ用紙
  • 水性ペン
  • タイマー

[/st-midasibox]

0秒思考で準備するもの
たったこれだけ、すぐに始めることができます!!

 

A4サイズのメモ用紙

A4サイズであれば何でも大丈夫です

わざわざ用紙を購入する必要はございません

ゼロ秒思考はメモを大量にとるので、気兼ねなく書ける裏紙の方が良いかも

[st-midasibox-intitle title=”NG” fontawesome=”fa-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • ノート
  • 日記帳
  • ワード

[/st-midasibox-intitle]

 

  • 考えたこと
  • 思いついたこと
  • 感じたこと

瞬間的に外に出すことが肝なので、A4サイズ用紙に書くことを徹底してください

 

水性ペン

ペンは自分の使いやすいもので大丈夫です

[st-midasibox-intitle title=”NG” fontawesome=”fa-exclamation-circle faa-flash animated” bordercolor=”#f44336″ color=”” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • ボールペン
  • シャープペンシル
  • 鉛筆

[/st-midasibox-intitle]

 

ゼロ秒思考は一心不乱に書きまくります

つい力が入ってしまうものは書きにくく、手が腱鞘炎になってしまうかもしれませんw

 

そこで滑るように書ける水性ペンが良いと思われます

著者の赤羽さんは「PILOT VCORN」の水性ペンを使用されていました


 

タイマー

最後にタイマーですが、これも何でもいいと思います

腕時計でも、PCやスマホでも時間さえ分かれば何でもOKです

 

ゼロ秒思考は考える時間を与えてくれません

悩まず考えすぎず、頭に浮かんだことをそのまま書く

与えられる時間は60秒、その間に4〜6行の書いていきます

 

「ゼロ秒思考」の方法

さて、準備が整ったところでいざ実践ですね

ゼロ秒思考で書くべき内容は以下の通り

 

[st-midasibox-intitle title=”ゼロ秒思考の方法” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]

  • 用紙を横にして書く
  • 1枚・1ページ・1テーマとして考える
  • 左上にタイトルを書いて下線を引く
  • 本文は1枚につき4-6行で書く(1行は単語でなく20文字程度の文章)
  • 本文の各行頭には「ー」ハイフンを付ける
  • 1枚1分以内で書く
  • とにかく1日10枚書く
  • 書ききった後で、クリアファイルに分類・整理する

[/st-midasibox-intitle]

いたってシンプルです

最初はなかなか書けないと不安になりますが、いざ実践してみると書けます

1分以内は目安で結構です

あまり形式に囚われず、とにかく考えずに書き出すことから始めてみましょう

 

ゼロ秒思考を実際にやってみて思ったこと

全員が全員に適している素晴らしいトレーニングか?と問われれば、

正直難しい部分もあると感じています

毎日10枚(約10分)といえど、続けるのには根気が必要です

おそらく、1ヶ月トレーニングを継続できる確率は1割にも満たないのではないでしょうか?

だからこそ、継続して実践続けることで差別化することができると思います

 

 

「ゼロ秒思考」が役に立った具体例を一つ紹介します

会社で経営者育成プロジェクトの応募がありました

1年間の壮大な研修なので、魅力ではあるもののハードであることがネックでした

 

そこでゼロ秒思考を実践!!

 

プロジェクト参加すべきか否か

  • 参加することで何が得られる?自分の今後に活きるのか?
  • 仮に不参加であった場合、後から後悔はしないのか?
  • 迷っている障壁は何なのか?具体的にあるのか?
  • 今年見送った場合、今後参加できる可能性はあるのか?

といった問いが生まれました

そして

各項目をゼロ秒思考で深掘りすると迷いは消えていました

時間はおよそ10分程度

 

ゼロ秒思考を実践すると、迷いや悩みを一気に消し飛ばすことができます

悩むぐらいなら、紙を取り出して書く!

そのマインドをクセづけすると、人生がより前向きになります

 

「ゼロ秒思考」のまとめ



「ゼロ秒思考」について、メリットや方法を解説してきました

 

[st-midasibox-intitle title=”ゼロ秒思考のまとめ” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • 瞬時に考えを出すためのトレーニング方法
  • 紙とペンさえあればすぐに実践できる
  • 悩み、迷い、ストレスがなくなる
  • 自由に的確な言葉を使うことで人間関係が良好になる
  • 書き出した内容を深掘りすることでアイデアが生まれる

[/st-midasibox-intitle]

超シンプルでいますぐに実践できる、それがゼロ秒思考です

ただし、継続して実践するのには根気が必要なのは否めません

だからこそ、できるビジネスパーソンになるには日々実践です

 

頭に浮かべばすぐに書き出すクセづけができるようになるまで一緒に頑張りましょう!

 

それでは