

キャリアに不安を抱えるサラリーマンに向けて書いています。
30代前後のサラリーマンは、仕事に慣れた方が多いと思います。
一方やりがいが感じられず、モヤモヤする瞬間が増えてきます。

そんな状況を打破する方法があります。
それは、給料は「もらうもの」でなく「稼ぐもの」とマインドチェンジすることです。
本記事を読めば、サラリーマンのキャリアの悩みは解決できます。
本業年収1,500万円、副業年収1億円超…
誰もがうらやむ『転職と副業のかけ算』の著者motoさんの年収です。
motoさんの経歴をご紹介します。

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- 短大卒
- 年収240万円の地方ホームセンターでキャリアスタート
- 4度転職、30歳までに年収1,000万円超へ到達
- 自身のブログメディア「転職アンテナ」で副業収入4,000万円超
- 事業化してmoto株式会社設立し、10億円で売却
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新R25レギュラーズの一員でもあり、すっかり有名人のmotoさん。
本書は、motoさんが実践してこられた生涯年収を最大化する方法が語られています。
その方法とは、『転職』と『副業』。
どちらも全てのサラリーマンが使える手段です。
『転職』と『副業』により、仕事に対する意識が変わり、人生を変えることができます。
[st-mybox title=”『転職と副業のかけ算』を読んでわかること” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 自分の価値をあげる働き方と考え方
- キャリアビジョンを明確化
- おすすめの転職術と副業の具体例
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motoさんの実績は素晴らしいのですが、
それ以上に目的達成のための戦略と行動、何よりもマインドに惹かれました。
どこに惹かれたのか詳しく解説します。
それでは、どうぞ。
『転職と副業のかけ算』の概要
motoさんオススメの『転職』と『副業』を説明します。
軸ずらし転職
年収をあげる転職として、「軸ずらし転職」がオススメです。

軸ずらし転職とは、「業界」か「職種」のどちらかをズラして転職を行うことをいいます。
年収の高い業界へいけば年収が上がり、
年収の高い職種へいけば年収が上がる
「軸」をズラすことが、年収をあげる近道です。
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年収は「業界×職種」で決まる
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たとえば著者motoさんの場合、
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- 1社目:小売業界×営業 年収240万円
- 2社目:人材業界×営業 年収330万円
- 3社目:人材業界×営業 年収540万円
- 4社目:IT業界×営業 年収700万円
- 5社目:ネット広告×営業 年収1,000万円
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motoさんは、4度の転職で3回業界の軸を変えてます。
特に、「業界」は年収に大きな影響を与えるため、軸をズラすことをオススメします。
- 商社
- コンサル
- 金融
- 通信
- 広告
上記のような、「動くお金が大きく、かつ利益率が高い」業界は年収レンジの高い業界といえます。


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- 1社目:地方銀行 ×営業 年収500万円
- 2社目:ビール会社×営業 年収800万円
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「同業界・同職種」では大きな年収アップは望めません。
大きく年収を伸ばすには、『軸ずらし転職』で年収の高い業界か職種へ転職しましょう。
サラリーマン副業

副業では、「サラリーマンメリットを最大限活かす」ことをオススメします。
motoさんは、副業が本業年収を大幅に超えおり、サラリーマンを辞めても問題ありません。
それでも、サラリーマンであることが重要だと説いています。
理由は、サラリーマンでの経験が「副業の情報源」となっているからです。
たとえば、motoさんの場合。
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- サラリーマンとして苦労して得たこと
- 自身の転職経験
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サラリーマンでの経験をコンテンツにして副業収入を得ています。
日本のサラリーマン人口はおよそ5,800万人です。
(出典:国税庁「平成29年分民間給与実態系統調査結果」)
サラリーマン対象のサービスには、たくさんの「需要」があります。
motoさんは本業を続けることで、サラリーマンに役立つ情報や経験を仕入・インプットしているのです。
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「サラリーマンの経験」は副業での資産になる
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サラリーマンの経験を活かし副業するのにオススメなのが、「コンテンツ配信」です。
YouTubeやブログなどは、リスクが少なく、負荷も小さい。
大きな失敗ができないサラリーマン副業として相性抜群です。
そう考えると、仕事も前向きに取り組めますね!!

キャリアの悩みは”マインドチェンジ”で解消できる

これまで「転職」や「副業」の方法を解説しましたが、本書から得るものはノウハウだけではありません。
仕事における”マインドチェンジ”こそ、最大の学びです。
特に強烈に心に突き刺さった2点を解説します。

市場評価に軸足を置く
「上司からの評価」って意識していますか?

- 昇格や昇給
- ボーナス支給額
- 人事異動
サラリーマンにとって、上司の評価は仕事に大きく影響するため意識する人がほとんどです。
しかし、それでは”もやもや”は一生解消できません。
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上司の評価より、『市場評価』に軸を置く
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社内での役職は、転職市場では何の意味もありません。
役職とは、あくまでも会社内の役割です。
社外に出れば「実力」が問われます。
そこで、『自分から市場評価を上げていく』ことが極めて重要です。
具体的なアプローチを2つお伝えします。
生産性を高める

市場評価が高い人とは、「生産性の高い人」を指します。
生産性を高める方法を、以下5つの方法があります。
[st-mybox title=”生産性を高める方法” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-circle” margin=”25px 0 25px 0″]
-
倫理的な思考ができる力
-
構造的に物事を捉える力
-
物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
-
課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
-
組織をマネジメントする力
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難しく感じますが、仕事に対する意識で備えることができる力ばかりです。
自分の値段を把握する
あなたの価値はいくらですか?
答えることができますか。
転職市場における商品は「自分自身」です。
では、転職マーケットで自分はいくらで売れるのか?
まずは市場価格を知ることから始めましょう。
市場価格を知ることは、仕事における努力の方向性を決める上でとても重要です。
どんな仕事を経験すれば市場評価が上がるのか、転職エージェントと定期的に面談しましょう。
成長機会を取りに行く
市場価値の低い人の特徴ってご存知ですか?
「同じ給料なら無駄に働かない方がいい」という考え方の人です。

どうせ同じ給料なら、仕事よりも副業や自己啓発に集中したほうがいい…
そう考える人も多いでしょう。
ただ長期的に見ると、仕事に対する姿勢が受け身になり「得られる経験値」が小さくなってしまいます。
たとえ同じ給料でも、経験値を優先して『自分を成長させる機会』をもらう努力を積極的にすべきです。
挑戦する機会をもらって成果を出すことが、市場評価を高める方法です

願望を目標に変える


「やりたいこと」が分からず、キャリアに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

実は、motoさんも「やりたいこと」はないようです。
しかし、なりたい姿の『願望』は強くあります。
「お金持ちになりたい」「お金を稼ぎたい」、その強い願望こそがmotoさんを突き動かした原動力になっています。
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- アーリーリタイヤしたい
- 1億円の家に住みたい
- 毎日定時で退社できる仕事がしたい
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など、なりたい姿は誰でもあると思います。
でも、ほとんどの人は「なれたらいいな」で留めてしまうので実現できません。
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『願望を目標に変え、真剣に向き合えば行動も変わる』
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実践した人だけが成功できる、マインドを大きく変える力強い言葉が胸に刺さりました。
以下、そのためのアプローチ方法を補足しておきます。
”手触り感”あるレベルまで想像する
曖昧な願望では、目標に転換することができません。
「実現するためにはどうすればいいか?」を”手触り感”のあるレベルまで想像することが必要です。

たとえば僕の場合、
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「テレワークで年収1,000万円超えたい!!」
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っていう願望があります。
どうすれば実現できるか?を問い続けて、解像度を上げていきます。
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30代のうちに達成しよう!
そのためには、営業以外の部署に異動しないとなぁ…
↓
財務戦略の部署へ異動を希望しよう!
そのためには、専門スキルを身につける必要があるなぁ…
↓
会計勉強しよう!
そのためには、まずは簿記だよなぁ…
↓
簿記1級を取得しよう!
そのためには…
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”手触り感”あるくらいまで解像度高めると、「この願望を叶えるためには、どうすればいいか?」といった視点が持てます。
行動こそ全て
僕は常に、「行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ」と考えています。転職も副業も決して特別なことではなく、誰にだって使える手法です。(中略)大切なのは行動することです。
(出典:「転職と副業のかけ算」)
「サラリーマンは搾取されるだけ」「社畜になる」といったネガティブな考えから、キャリアに不安を抱えてしまいます。
しかし、サラリーマンであるから社畜になる訳ではありません。
自分がどう働くかが重要です。
転職や副業を通じて、会社に依存しない働き方をするかしないかは自分次第です。
行動起こしてこそ、価値があります。

転職と副業のかけ算まとめ

『転職と副業のかけ算』について、概要と特に重要だと思った”マインド”の部分をお伝えしてきました。
ここで再度まとめておきます。
[st-mybox title=”転職と副業のかけ算のポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 年収は「業界×職種」で決まる
業界軸ズラしがオススメ - サラリーマンの経験は資産
本業でインプット、副業でアウトプット - 市場評価に軸足を置く
「生産性を高める」「自分の値段を知る」「成長機会を取りに行く」 - 願望を目標に変える
「手触り感あるレベルまで想像する」「行動こそ全て」
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本書は、「転職」と「副業」を駆使して生涯年収を最大化するための方法について書かれた本です。
しかし、それよりも全てのサラリーマンに必要なマインドを教わりました。
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給料は「もらうもの」でなく「稼ぐもの」
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今の仕事にやりがいがなく、キャリアに悩んでいるならば、今すぐ「転職と副業のかけ算」を読んでみてください。

それでは