どうも、ぱとかわいです
今日はランチに嫁と「牛の蔵」へ行ってきました
(休みじゃないよ、テレワークだよw)
1人3千円の豪華ランチですが、嫁が応募したクーポンがあたり1人無料!!
グッジョブ嫁!!晩ご飯はスープ春雨ですw(豪勢になりすぎないバランス)
さて、コロナで大企業でも将来どうなるかわからない世の中ですが…

でも、大企業って成功してきた歴史ある会社なのに、なぜ潰れたりするの?
そんな疑問持ったことないでしょうか?
本日の新聞記事と最近読んだ本の中から、「潰れる大企業」の典型例を発見しました
自分の働いている会社が潰れる大企業の典型例になっていないか、是非チェックしてください
該当している人!すぐに転職活動はじめましょー
新聞記事要約
まずは新聞記事から
レナウン、さよならセール――。8月1日、東武宇都宮百貨店(宇都宮市)で、紳士服「インターメッツォ」や婦人服「シンプルライフ」などレナウンブランドの店が最終セールを終えると一斉に閉店した。だが、レナウン本社の担当者はセールはもちろん閉店さえ知らなかった。「社内が混乱し、誰もコントロールできていない」かつて売上高で日本一のアパレルだった名門のレナウンだが、いまやリストラ策の決断はおろか、重要情報の共有すらままならない。
引用:2020/08/18 日本経済新聞 朝刊 2ページ
これはニュースなどで知っている人も多いと思います
名門レナウンの倒産
世代的には僕は購入したことがないですが、年配層にとってはステータスと言える紳士服ブランド「ダーバン」を擁する日本一アパレルブランドの倒産は衝撃でした
レナウン以外にも、
- アメリカの「ブルックス・ブラザーズ」
- 女性ブランド「セシルマクビー」
といった名門ブランドが次々と閉店していき、消費者に「見限られた」結果となりました
その原因を記事から要約すると
- 自身と世間の評価の差
- 変化への対応の遅さ
- コロナが決定打になったが兆候はあった
過去の栄光を積み重ねてきた大企業ほど成功にしがみつき、
時代の変化を察知できず、
気づいた時には取り返しのつかないことになっている…
聞けば自分の会社は大丈夫だろうか?と今一度振り返る必要がありそうな記事でした
「両利きの経営」を読んで
会社の課題図書で「両利きの経営」という本を読みました
![]() | 両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く [ チャールズ・A・オライリー ] 価格:2,640円 |

なかなか分厚くて、結構ハードでしたが(感想文まで書かされた…)
今回のアパレル名門企業がなぜ淘汰されたかリンクする部分がありました
本の要約は
- 大企業・成熟企業の課題は「イノベーションの創出」
- 必要なのは「探索」と「深化」(=両利き)の経営が必要
- でも成功してきた企業ほど「探索」めちゃむずい
ざっくりまとめるとこんな感じのことが書かれていました
「探索」と「深化」
探索?深化?それなんぞ?
っていうこと感じだと思うので説明しますと
- 探索=既存認知の範囲を超えて、遠く認知を広げようとする行為
- 深化=探索で絞り込んだものから、見極め・深掘り・磨き込む活動
要は、探索は範囲外のものを知ること、深化はそれを深めることです(めちゃ簡単にしました)
例えば成功してきた企業例で「ネットフリックス」が挙げられます
ネットフリックスは元はDVDレンタルサービス事業でしたが、今では知らない人はいないほどに成長した動画配信サービス会社へと変貌しております
それを可能にしたのは、モットーにしている「価値・利便性・選択肢」を実現するために、
積極投資を行い、カニバリも受け入れたことです
また何より、事業が成功している中でも永遠の安泰はないのだと、新たな領域へ「探索」することで息の長い企業となっていくのであります
一方、失敗する企業は事業が成熟するに従い「深化」に偏る傾向にあります
過去の成功体験がそうさせるのです
また大企業の経営者は短期的成果を求められますので、上手くいっていることに目が行きがちになることも挙げられます
アパレル名門3社の崩壊もまさしくこれでしょう
高級ブランドはファストファッションの台頭やネット販売の普及、また在宅勤務などで家着の流行やフリマアプリによる着回しなど、あらゆる外部・内部ともに変化がありました
その変化に気付けなかった代償が倒産という悲しい現実になったのです
まとめ
一度、自分の働いている会社の中期経営計画を見てください
そこに「探索」と「深化」がバランス良く描かれていますでしょうか?
「現事業を最大化」させ、「新たな成長の源泉を探す」
そのような会社は成長し続けることが可能ですが、
深化に偏重してしまっている会社は黄色信号です
自分で会社の向かう道筋を変えるか…
両利きになっている会社で働くかをご検討くださいw
それでは