どうも、ぱとかわいです

あ〜頭では思いついたけど、なんて言えばいいか言葉出てこない…

企画書書きたいけど、伝えたい内容が文書に落とし込めない…
こういう時ってモヤモヤしますよね?
「自分の想いを言葉にする」
たったそれだけのことが難しいと感じる人は少なくないはず
- 何となく話ているのがほとんど
- 磨くポイントは何か分からない
- 苦手を乗り越える術を知らない
僕も同じ悩みを抱えていたので、克服のためセミナーに参加してきました
そこでわかったのは、
「伝えたい想いがないのに」何を言葉にしようというのか?
ということでした
- 商談やプレゼンをする時
- 稟議書や企画書、メールを打つ時
- 家族や友達に伝えたい時
なかなか言葉が出ない人必見!!
自分の想いを言葉にするための思考力を磨く術をお伝えします
【前提】コピーライター梅田悟司氏の講演に参加
僕が参加したのはコピーライター梅田悟司氏の講演です
以下、プロフィールです
1979年生まれ。大学院在学中にレコード会社を起業後、電通入社。マーケティングプランナーを経て、コピーライターに。広告制作の傍ら、新製品開発、アーティストへの楽曲提供など幅広く活動。カンヌ広告賞、レッドドット賞、ギャラクシー賞、グッドデザイン賞、観光庁長官表彰など国内外30以上の賞を受ける。著書にCM総合研究所が選ぶコピーライターランキングトップ10に、2014~2017年と4年連続選出される。日本デザイン学会正会員、日本広告学会正会員。横浜市立大学客員研究員
代表作は、
- ジョージア「世界は誰かの仕事でできている」
- タウンワーク「バイトアプリはタウンワーク」
誰もが耳にしたことがあるキャッチコピーですね
梅田氏曰く、これらのコピーを考える際も
言葉を大事にするのではなく、何を言葉にするのか=コンセプトを作るが大事
とのことです
そして今回参加した講演は、
彼の著書「言葉にできるは武器になる」をもとになっています

【結論】自分の頭の中を知ることが全て
そもそもどうすれば、言葉にできるようになるのでしょうか?
言葉にできるということは、
- 考えていることを把握する
- 相手に伝える言葉にする力
この2つが大事ですが、
ほとんどの人は②の「相手に伝える言葉にする力」ばかり意識しがいがちです
原因は、手法の部分にばかり気になってしまうためです
ところが、本当に大事なのは①「考えていることを把握する」ことです
まずは自分の頭の中を把握することから手を付けるべきであり、
考えていること、伝えたいことがあるから、その後に言葉が生まれる
- 言葉は思考の上澄みにすぎない
- 言葉にできない=考えていない
- 大切なのは言語ではなく、言語化
まず行うべきは「自分の頭の中を知ること」、ここから始めます
【方法】方向性×密度

自分の頭の中を知ることはわかったけど、で何すればいいの?
言葉の共感力というのは、「方向性×密度」で表せます
これを一つずつ解説していきます
方向性
方向性とはなんぞや?といいますと、
「全ての前提になるコミュニケーションの考え方」です
では、そもそもコミュニケーションってなぜ存在するのでしょうか?
- 自分の気持ちを「伝える」ため?
- 相手に自分の意見を「理解させる」ため?
どちらもドンピシャの答えではありません
コミュニケーションとは、相手(対象)に対して、
自分の中にある体現したいことを認識して、言語を与えることで相手が勝手に「自分ゴト化」
することです
もう少し噛み砕いて表現すると、
コミュニケーションは伝える内容のレベルで得られる反応が変わります
①事実 =理解
例:「これは水だ」と事実を伝えると、相手は理解します
②価値 = 納得
例:「この水は喉を潤すものだ」と価値を伝えると、相手は納得します
③思想 =共感
例:「ペットボトルの水は地方により中身が違う。地元商品を消費すると地域経済に貢献する。この水は地域貢献につながっているんだ」と思想を伝えると、相手は共感を示します
④ビジョン =行動
例:「この水を販売する上で、地域の水環境に還元できる循環ビジネスを行います」とビジョンを伝えると、相手は行動に移ってくれます
「事実」だけでなく、目に見えない内包しているものを認識して、言語にしていくことが重要
そして相手は、この「ビジョン」に対して自分ゴト化してくれます
- 自分の中にあるビジョンを掘り当てる
- そして、最後に、言葉にする
- 「考え抜かれた言葉は、人々を導く旗になる」
密度
密度とはなんぞや?と言いますと、
「意味の解像度を深め、伝播力の高い言葉を紡ぐ具体的な方法」です
ふむ、難しいですねw 噛み砕きましょう
「自分の気持ちの詳細をどのように言葉に詰め込んでいくかその方法によって伝わり方が変わる」
といったことでしょうか?
実はこれには3段階のステップがあります
Step① 言葉の構造を理解する
Step②「内なる言葉」を書き出す
Step③解像度を高める
この「内なる言葉」とは一体なんでしょうか?
内なる言葉=普段「考える」「感じる」時に浮かぶ言葉
思ったことを感じたりするだけでなく、
頭の中で文字として認識できるようになると考えていることがクリアになります
頭の中でふと感じた「内なる言葉」をしっかり言葉(言語化)することが大事です
このトレーニング方に「T字型思考」というものがあります
まず、こういう感じの紙かノートを用意します

次に、①〜④のステップで書き込んでいきます

このT字型思考を行うことで、
- 語彙力がめちゃ増える
- 頭の中にどれだけ言葉があるのか?が鍛えられる
- それを一つずつそとへ出すとことで自分の言葉にしていく
これを繰り返すことで思考力と言葉にする力が鍛えられます
【まとめ】言葉にできるとは?
言葉にできる=自分を知る
言葉にできる≒思考性(クセ)を把握する
言葉にできる≒内なる言葉の「解像度」を高める(T字型思考)
プライベートでも仕事でも、「言葉にできる」は大きな武器になります
一緒にマスターできるように頑張りましょう
それでは