「みなさんは1ヶ月に大体何冊ぐらい本を読みますか?」
この質問に対して驚愕のデータがあります
平成30年度「国語に関する世論調査」の結果によると、
47.3%が「1冊も読まない」と回答しました
※「1~2冊」が37.6%、「3~4冊」が8.6%
つい最近まで(ほんとコロナ前まで)僕も読書はほぼ皆無でした
が、今では週に1冊は本を読むようになりました
本を読み始めて、
『読書こそ最高の自己投資』『スキルアップ最強ツール』『圧倒的コストパフォーマンス』
だと気づきました
- スキルアップさせたいけど、何から手を付ければ良いかわからない人
- 何か始めたいけど、忙しく何もできていない人
- 「スキルアップしたい」「強みつくりたい」という目標がある人
僕も全く同じ境遇でしたが、現在週に1冊の読書を継続することができました
「自己成長させたい意欲があるのに、なかなかスタートできない」
そんな悩みのある方は、この記事を読んで一緒に読書から始めてみませんか?
本を読まない理由
まずは「なぜ読書できないのか?」原因を探ってみましょう
僕のコロナ前の生活はこんな感じでした
- 「本読まないとな〜」と思って、とりあえず適当に本を購入する
- 買った直後は読んだが、平日は疲れて帰宅後読書する時間も気力もない
- どこまで読んだか覚えてないため、読書よりスマホやYouTube見てる方が楽しくなる
- いつの間にか部屋の隅の隅まで本が追いやられている…
どうでしょう?こんな方多くないですか?
「本を読まない」理由は3点あります
- 何を読めば良いか分からない
- 時間がない
- 他にしたいことがある(読書しなくても生きていける)
僕もこの3点のフルコースでした
読書できない(しない)3つの原因を、本記事では解消していきたいと思います
読書するメリット・効果
誰でも簡単に他人と差別化できる

最初に言いましたが、1ヶ月当たり全く本を読まない方が半分います
2冊以下の人も加えると、全体の約85%になります
ん…?ってことは…
1ヶ月に3冊以上読書すれば「上位15%」になれるんじゃねぇ!?
こう考えると読書のきっかけになりませんか?
もちろん読書するだけで優秀になれるとは思っていません
が、僕のように強みを見つけ、スキルアップや自己啓発したい人にとって、
『他の人がやっていないことをやる』は非常に意味があります
週に1冊読めば、月4〜5冊はいける!!
一つ目標を設定すると後は実践あるのみです
目標を1ヶ月に5冊と設定します
1冊あたり約3時間かかると仮定した場合、5冊で15時間です
1ヶ月=30日で割ると、一日たった30分の読書で達成できます!!
全く読書しなかった僕は、
『一日たった30分、本を読むだけで上位15%になれる!!』ことに気づき、
今では毎日読書するようになりました
『時間がない』『他にやりたいことがある(読書なしでも生きていける)』
気持ちの持ちようで、2つの障壁が解消できます!!
コストパフォーマンス
スキルアップや自己啓発する手段として思い当たるのが…
- 研修やセミナーに参加する
- ビジネススクールに通う
- 資格を取得する
といったものが思いつきます
が、最もコストパフォーマンスに優れているのが読書です
読書は自己投資の最強・最適ツールになります
理由は3つあります
- 時間と空間が制限されない
- コストはたった1,500円程度
- 講師は偉人
一つずつ解説していきましょう
理由① 時間と空間が制限されない

仮にあなたが研修やセミナーに参加となれば、
『時間』と『空間」が制限されます
想像してください
- あなたは講義時間までに会場へ向かいます (←時間の制限)
- あなたは講義中は会場に留まらなければなりません (←時間と空間の制限)
一方、読書は「時間」も「空間」も選びません
好きな時、好きな場所で本を読めば良いんです
「学ぶこと」ってタイミングがめちゃ大事なんです
「この知識を身に付けておきたい」
「ノウハウを手に入れて、もっとできるようになりたい」
と思い立ったそのときに、タイミングよく学習できる媒体が本なのです
理由② コストはたった1,500円程度
ビジネス本の1冊平均単価って1,500円ぐらいですよね
これってめちゃお得じゃないですか?
え?高い!?
これが高いと思う人は改めないと成長できないです
一般的な1日のセミナーの相場って2~4万円ぐらいは普通にします
たった1,500円程度の費用ですが、
100倍以上のリターンがある投資と考えるともっと読書が楽しくなります
「読書は効率の良い投資」の考え方は、「レバレッジ・リーディング」に影響受けました
1500円の本から学んだことをビジネスに生かせば、元が取れるどころか、10倍、いや100倍の利益が返ってきます。これはわたし自身や周囲の成功者の実績から弾き出した数値です。
引用:レバレッジ・リーディング
理由③ 講師は偉人

あなたは誰の講演を聞きたいと思いますか?
ソフトバンクの孫正義さん?
ファーストリテイリングの柳井さん?
著名人や成功者の講演があれば参加したいと思うものの、
なかなか機会がないですよね?
そんな著名人の想いが具体化されたのが「本」です
孫さんや柳井さんに直接会うことはできなくても、本で想いや考えを知ることができます
さらに、ジョブズのような今は亡き創業者などの言葉に触れることもできます
講師が偉人や著名人であることは、読書の最大メリットです
僕も本を読むことで、
元USJ森本さんよりマーケティングを教わり、
ナタリーの新入社員向け社内研修に参加したり、
本を通じて「プロの極み」に教わりました
本を書いている人はその道において何かしら成功した人なので、
著名人でなくても成功者の体験を知ることはより早くその道に近づくことができます
スキル
言わずもがな、読書することで様々なスキルが身につきます
ざっと挙げてみると…
知識を蓄えられる
情報は知っているだけでは役に立ちません
読書によって理解を深めることで、知り得た情報が知識へと変化します
想像力が増す
テレビやYouTubeなどは、状況も音声も想像する必要はなく全て受け身です
読書は「自分ならどうするか」を考えることで、想像力を養えます
コミュニケーション力が上がる
伝えたいことが上手く言えなかったり、言葉に詰まった経験はありませんか?
読書は物事の伝え方や言葉の言い回し、話す構成力を養えます
様々な話題性のある知識も増えるので、人と会話する際に非常に役立ちます
語彙力がつく
語彙力とは、『多くの単語の意味と使い方を理解している』ことを言います
読書は文章に触れることで、語彙力がつき表現豊かなに自分の想いを伝えることができます
おすすめの読書法


本を読めばメリットがあるのは分かってるんだけど、
それでも読めないんだよ〜
読書のメリットは分かっていても行動に移すことができない…
その気持ちめちゃ分かります
でも大丈夫!!
『全部読まない』『15分有効活用』
2つの読書法を駆使すれば大丈夫です
面倒だと思っていた読書のハードルがグッと低くなります
全部読まない
国語や英語の長文読解問題を思い出してください
バカ正直に文章から読み始めてしまう人!
失礼ながら、テストの点数はいつも低かったのではないでしょうか?
点数の高い人は先に問いに目を通します
どの部分に注目して文章を読めば良いか分かるからです
実は読書も同じです
バカ正直に1ページから読まなくて良いです
どんな良本でも役に立つ部分はほんの少しです
2つの読み方をお伝えします
是非、本を読むときはこの方法で読みましょう
目次読み
まず本を手にして見るべきは「目次」です
長文読解問題の問いと同じです
読んで身につけたい知識やノウハウが書かれているところをピックアップして、
その周辺を(たとえムダと思っても)10~20ページぐらいは読みます
参考になる文章には積極的にペンで線をひくか、付箋を貼るなどします
ちなみに僕は付箋派です

「目次は地図」です
読書することが目的じゃないですよね?
本来の目的は、スキルアップや自己啓発です!!
取得したい部分がどこか「目次」から探しましょう!!
迷った部分はバッサリ読まなくて大丈夫です
何度も言いますが、本で書かれている大事な部分はごく一部なのです
要約読み
先ほどの『目次読み』はマストで実施するべきですが、
次の『要約読み』は若干取り扱い注意です
『要約読み』とは、
既に他人が要約しているレビューを確認し、大事な部分をインプットします
おすすめは
本の要約サイト「flier(フライヤー)」
サラリーマンYouTuber「サラタメさん」
などがおすすめです
一つ注意としては、先ほど『目次読み』は熟読しますが、
『要約読み』はあくまで他人の要約であることを前提で確認してください
自分が得たいと思っている内容と他人の要約は必ずしも合致するとは限りません
ただ、非常に難解な本やスピードを重視して読みたい時は最適です
15分有効活用

「読書はまとまった時間を確保しないといけない」
って思ってしまうのも、読書を遠ざけてしまう理由の一つです
読書のメリット部分で1日たった30分で良いと言いましたが、
その30分を確保するのも億劫だなと感じる人もいますよね?
そこで『15分有効活用』をおすすめします
単に時間を短くしただけではないです
15分の読書が非常に効率が良いことをご説明します
初頭努力・終末努力
「初頭努力・終末努力」とは、
一般に、何かの作業を行うときの集中力は、初めと終りが特に強くなること
仮に60分通して読書をしたとしても、
初頭努力と終末努力が起きるのが最初と最後の各5分だとすると、
集中力の高い時間は60分中たった10分になっちゃうってことです
一方15分の読書の場合、
初頭努力・終末努力が各5分ならば、3分の2は高い集中力を維持できます
めちゃ効率よくないですか?
15分×4回でトータル60分読書すると、集中力の高い時間は計40分確保できます
60分通しで読むより大幅に効率的です
イメージはマラソンより、短距離走です
スキマ時間を活用する

読書するのに必要な時間がたった15分まで短縮できれば、
あとは簡単です
スキマ時間を見つけてください
- ほんの少しいつもより早く起きる
- 通勤時間にスマホ流し読みを止める
- 夕食後に少し読書してから休む
15分の読書時間を1日に2回つくるだけでいいんです
15分のスキマ時間さえ難しければ、
残念ながら自己成長は諦めた方が良いと言えるでしょう
読書を習慣づけるためのポイント

「読書するメリット・効果」「おすすめの読書法」で
だいぶ本を読むことに対する障壁はなくなったかなと思います
ただ何事も単発で終わらせるのではなく、
継続させることに意義があります
最後に読書を習慣づけるポイントをお伝えします
本の選び方
「何を読めばいいか分からない」
本を読まない理由の一つですが、本の選び方で解消できます
ズバリ、答えは簡単です!!
『興味・関心のあるテーマの本を選ぶ』です
強制された本ほど読みにくいものはないです
(学生時代の課題図書!あれ一番キツくなかったですか?w)
一方、好きで関心あるテーマは苦もなく読めます
僕も興味あるものを選択軸に以下のテーマを中心に読んでいます
- 思考・シンキング
- お金・資産運用
- マーケティング
- ライティング
それ以外はほとんど読みません

ジャンルは偏っても大丈夫なの?
と疑問を抱くかもですが、大丈夫です!!
逆に同じテーマの本を読んでいると、
共通点や相違点が見つかり理解力が深まります

でも、そもそもテーマが見つからないよ!
そんな時は、
「現在直面している問題を解決してくれるテーマ」を選んでください
今一番、解決したいことを解決できそうな本
興味あるでしょ?
見極めポイントは「目次」です
だから目次読みは大事なんです
1冊読み終えたら、テーマ同じで別の1冊を読んでみてください
それの繰り返しで読書が習慣化していき、得るものも大きくなっていきます
読んだ本を記録し発信する

ただ読むだけではなく、
感想を記録したり意見を発信してみましょう
「読書することの意義」を見つけられます
また、読んだ本や費やした時間を振り返りやすくなり、
次に読む本や時間の確保方法など習慣の改善につなげやすくなります
おすすめはブログやSNSでのレビュー発信
または、「ブクログ」や「読書メーター」などのアプリがおすすめです
インプットするだけではなく、思ったことや感じたことをアウトプットすることで、
より一層自分の中に落とし込むことができます
まとめ

読書するメリットは、
☑︎1日30分の読書で上位15%になれる
☑︎コストパフォーマンスがいい
☑︎スキルが身に付く
おすすめの読書法は、
☑︎全部読まない
☑︎15分有効活用
読書を習慣づけるポイントは、
☑︎興味・関心のあるテーマの本を選ぶ
☑︎読んだ本を記録し発信する
読書したくなりましたか?
是非一緒にスキルアップしていきましょう
それでは